コンピュータ断層撮影装置による診査診断の有益性
2018.08.23
当医院で採用した最新型の歯科用低線量CT撮影装置(コンピュータ断層撮影装置)による、極めて正確かつシャープに撮影されコンピュータ処理され分かりやすく表示された画像です。 この3D像からAxial,Sagittal,Coronalの4画面の画像が連動し見やすい断面画像へアシストしてくれる優れものです。CT撮影による診査診断は各種治療において以下のような有益性があります。
【歯周病治療において】
CTにより歯周病による骨の破壊の程度が、従来は困難であった立体的な構造を把握できますので、より適切な管理・対応が可能となります。
【根管治療において】
歯根の先端にある根尖病巣の程度や治療後の変化を三次元的に把握する事が可能になったので、難治ケースにおいて威力を発揮します。
【智歯抜歯において】 】
埋伏している親知らずのそばには、神経・血管が近接している場合があるので、その位置を立体的に知ることが可能となり安全性が高まります。
【インプラントにおいて】
インプラントの埋入部において骨の状態(骨質、骨量、高さ、幅など)を知ることが非常に重要となるため、CT画像による術前術後の三次元的評価が必須となってきています。